劇場版フルメモ!

3014年夏劇場公開予定です。

2018年上半期を振り返るアニソン10選

フォロワーが上半期俺的10選曲みたいなことをやっていたので、どうせならこっちでコメント付きでやってみようと思い書きました。何度も書いていますが、僕には楽曲派的な知見が存在しないのでフィーリング的なやつを前面に出していきます。悪しからず。

今回選んだ対象は2018年1月~6月に"発売された"ものです。アニメタイアップ曲やキャラクターソング等がメインになります。

 

1.進化理論/BOYS AND MEN

進化理論

進化理論

  • BOYS AND MEN
  • J-Pop
  • ¥150

タイアップ部門では個人的堂々一位かなと思う一曲です。最近のアニソンでは逆に珍しくなったアニメタイトルや擬音を多く用いた歌詞(ガガガ ガガガ ガオガイガーみたいな)(この曲の場合はガンガンズダンダン)、新幹線が変形するロボットが題材ということで疾走感が全面に出た曲調はすごく"アニソン"らしいと言えるでしょう。それでいて電子音多めの編曲が今風で、2018年アニソンのスタンダードはこの曲と言っても言い過ぎではないと思っています。毎週土曜朝はこの曲を聴かないと始まらない。みんなシンカリオン見ようぜ!

 

2.わたしのための物語 ~My Uncompleted Story~/fhana

わたしのための物語 ~My Uncompleted Story~

わたしのための物語 ~My Uncompleted Story~

  • fhana
  • アニメ
  • ¥250

2018年一月期に"色々と"話題になったメルヘン・メドヘンのopです。とりあえずアニメのことは置いておいて、曲自体は変化球で斜に構えがちなfhanaの曲のなかではアニメソングらしい王道さを感じる曲です。個人的にfhanaのタイアップ曲ではdivine interventiontiny lampに次いで好きな曲だったりします。

この曲のアルバムバージョンはシングル版とは異なる特殊なイントロになっています。アルバム版が収録されているアルバム「World Atlas」も是非よろしくお願いします。

 

World Atlas (特典なし)

World Atlas (特典なし)

 

 3.二重のキズナ/衛藤可奈美(cv.本渡楓)、十条姫和(cv.大西沙織)

二重のキズナ

二重のキズナ

  • 衛藤可奈美(CV:本渡 楓)、十条姫和(CV:大西沙織)
  • アニメ
  • ¥250

刀使ノ巫女前期opシングル『Save you Save me』のカップリング曲で、同タイトルのスマホアプリのタイアップ曲です。とにかくブッチブチにブチ上がれる曲です。

この10選の記事に刀使ノ巫女楽曲をもっと選びたいなとも思ったのですが、それだとさすがにナンセンスなのでなかでもイチオシの二重のキズナを選びました。他に挙げるとするなら前期EDの心のメモリア、後期OPの進化系Colors等が個人的に刺さったかなと。

 

4.ファティマ/いとうかなこ

ファティマ

ファティマ

 この記事を書く前に自分のitunesで該当曲をリストアップした際、再生数がダントツだったのはこの曲と前述した進化理論でした。毎年定期的に志倉千代丸楽曲にボコボコにされるのが通例の僕ですが、今回も例に漏れずという感じです。Steins;Gateシリーズ恒例の本編の内容を匂わせまくっている意味深な歌詞が好きです(ゲーム未プレイ)。

 

5.PRIMALove/ClariS

PRIMALove

PRIMALove

ClariSのkz楽曲との親和性を改めて感じさせてくれる曲だなぁと思ってたら上半期かなり聴いてたナンバーになっていました。いかにもkzの曲ってかんじが本当に心地よい。タイアップ先のBEATLESSは後期ED『Shapeless/東京パフォーマンスドール』もバリバリkzといった趣で好きなのですがリリースタイミング的に惜しくも10選入りならずとなりました。

 

6.Crosswalk/鈴木みのり

Crosswalk

Crosswalk

あまんちゅ!~あどばんす~のOPです。あまんちゅ!は前期のOPが坂本真綾だったので、いざ新シリーズで坂本真綾が担っていた大役を、ワルキューレでの実績があるとはいえソロデビューして間もない鈴木みのりがこなすことができるのだろうか?と素人目ながら感じていたのですが、全くの杞憂に終わりました。作詞坂本真綾、作曲北川勝利による楽曲の世界観を完全に自分のものにしてしまう鈴木みのりのポテンシャルの高さには本当に驚かされます。鈴木みのり自身2018年上半期で多くのアニソンを発表していますが、ARIAみが深い北川勝利作曲の曲である故の透明感がとても好きで、かつ鈴木みのりのすごさに一番驚かされたということでこの曲を選びました。

 

7.アザレア/nano.RIPE

アザレア

アザレア

ハナノイロ以来くらいに久々にnano.RIPEでぶっ刺さった曲というか、ハナノイロと同じかそれ以上にアニソン然とした楽曲だなという印象。普段はバンドサウンドがベースの曲が多いnano.RIPEですが、この曲ではストリングスががっつり取り入れられているのが特徴で、そういう点も最近のアニソンらしさが出ていて聴きやすい曲だと思います。

 

8.Even...if/山田タマル

Even...if

Even...if

 ロボソン枠。リアルロボ枠。進化理論もまあロボソンなのですが、熱さのベクトルが違う。フルメタルパニック!は下川みくにさんのイメージが強い作品ですが、今回のⅣの世界観的によりシリアスかつ熱さがあるEven...ifはぴったりだと思います。

 

9.廻-Ro-tation/KOTOKO

廻-Ro-tation

廻-Ro-tation

ノンタイなのですが、KOTOKOの最新アルバムが全曲高瀬一矢プロデュースの原点回帰を謳うものということで、僕自身もオタク音楽人生における原点回帰をしてしまったわけです。このリード曲である廻-Ro-tationも高瀬一矢の楽曲らしいどこか安心感すら感じるトランス曲です。やっぱこれだよな~。

 

10.AIKATSU GENERATION/わか・ふうり・ゆな・れみ・りすこ・るかfrom STAR☆ANIS & せな・りえ・みき・みほ・ななせ・かな・るか from AIKATSU☆STARS!

 

TVアニメ/データカードダス『アイカツ!』&『アイカツスターズ!』スペシャルドラマCD

TVアニメ/データカードダス『アイカツ!』&『アイカツスターズ!』スペシャルドラマCD

 

 最後に挙げるのはやはりこの曲しかないかなぁと。アイカツ武道館があったのも2018年上半期なんですよね...。この曲に関してはもう語るに語り尽くされたところがあるので書くことも特にありません。ていうか書くと泣いてしまう。

2018年上半期はアイカツフレンズ!楽曲が発売されたり以前個別に記事を書かせてもらったAIKATSU Scrapbook SPが発売されたりとAIKATSU GENERATION以外にも大きな動きがあったので本当に挙げる曲に悩みましたが、やはり武道館ライブと歌唱担当のみなさんへの感謝の意味も含め、AIKATSU GENERATIONを選びました。

 

まとめ

いや~、悩んだ。上半期の時点で10に絞れないくらい強い(良い)楽曲が多いんですもの。今回の記事では選曲になるべくタイアップ先のアニメの思い出補正等楽曲そのもののこと以外は触れなかったのですが、これはアニメの思い出補正が加わるとまた話が変わってくるので、ということです。楽曲のオタクである以前にアニメが好き、というのがありますので...。

 

下半期ですが、発売されていないけどアニメやPV等で公開されているもの中では下地紫野さんの『そんなの僕じゃない。』やはねバド!のop『ふたりの羽根』あたりは覇権の臭いがプンプンしますね。ヤマノススメ新シリーズのEDとかちおちゃんの通学路のEDとかも気になってます。

その他にも2018年下半期にはどんなアニソンに出会えるのか、今からワクワクしてきますね。

Tokyo 7th シスターズ 『Melody in the Pocket』について色々

鉄は熱いうちに打てということで、覚え書き程度のライブレポートを残しておきます。

今回はタイトル通り7/20開催の「Tokyo 7th シスターズ メモリアルライブ『Melody in the Pocket』」についての雑感です。僕自身はTokyo 7th シスターズ(以下ナナシスと記す)は2.5ライブで初のわりと新参ですが、ナナシスのライブは参加する度に得るものがある不思議なコンテンツです。2.5以降は3rdライブ全通、4Uのワンマンライブには不参加といったかんじです。

前置きが長くなりました。それではライブについて振り返っていきます。タイトルの『Melody in the Pocket』についても少し考えていきたいと思います。

 

ライブの起承転結

小説でも漫画でも、物語には起承転結という概念があるというのはご存知だと思いますが、ライブにもその起承転結が存在すると思っています。これは以前のアイカツ武道館のレポートでも触れたことですが、今回は個人的な主観による起承転結の4つのポイントでライブを区切って振り返っていきます。

 

『起』

今回で言うところの『起』にあたるのは勿論セットリストの一曲目、つまり『僕らは青空になる』であり、そこから777 SISTERSのMCまでの一連の流れであることは明白かと思います。支配人を自負する方はもうご存知でしょうが、今回のメモリアルライブのキャッチフレーズは『ー青空(ここ)まで、歩いてきた』です。つまりこの武道館という舞台に立った時点でスタートは『青空』なのです。故に一曲目が僕らは青空になるだったのは必然と言えるでしょう。いつもだと『H-A-J-I-M-A-R-I-U-T-A!!』であるところが『僕らは青空になる』となり、そこからお馴染みの『KILL☆ER☆TURN☆R』→『Cocoro☆Magical』という流れは前回の3rdライブとは異なる新しい『スタート』を切っていると言えます(一応この流れ自体は2.5ライブと同じです)。

もうひとつこの『起』で印象的だったのはやはり円陣です。メモリアルライブのキービジュアルにも777 SISTERSのキャラの円陣が描かれていたのですが、ライブ開幕でも演者がこの円陣を組んだままセンターステージからせり上がってきました。モニターに円陣を真上から映したものが映し出されるのも、演者による円陣をより印象的にさせていました。改めて今回のライブが777 SISTERSの、ナナスタのライブであるということが明確になった証でしょうか。

 

『承』

Le☆S☆Caのターンから各ユニットの新曲披露、そしてThe QUEEN of PURPLE(以下QoP)のターンまでがライブの承にあたる部分だと思っています。パート的には非常に長いのですが、Le☆S☆Ca及びQoPは三曲、新ユニットのCi+LUSは二曲一気に披露でしたが、その他のユニットはパート毎に別れ一曲ずつの披露という3rdライブのものに近い構成でした。

まずLe☆S☆Caのパートですが、個人的にはあまり満足のいかないものでした。自分が思うにLe☆S☆Caのコンセプトである「微炭酸青春系ユニット」というものは『YELLOW』『タンポポ』のような清い部分と、『Behind Moon』『トワイライト』のシリアスでビターな部分の両面合わさってこそだと思っているので、今回清い部分を強調した曲であるYELLOWとタンポポを披露しその派生発展系の新曲『ひまわりのストーリー』を歌う流れになっていたのは個人的に勿体ないかなと思っています。勿論ひまわりのストーリーをより強調する為の選曲であったのなら納得がいく部分もあるのでこの部分は読まなくて大丈夫です。

Le☆S☆Caの『ひまわりのストーリー』は収録アルバム『THE STRAIGHT LIGHT』において777 SISTERSの背中を押すという役割を担っているという考察を以前目にしたのですが、(以下リンク先がいい感じに考察してくださっているので一読ください)

http://thuivega.hateblo.jp/entry/2018/07/12/210839

ひまわりのストーリーを一区切りとして、777から派生した各ユニットが新曲を披露していく流れになります。

僕自身ユニットの新曲がCD音源ではあまり刺さっていなさったのですが、ライブの生バンド演奏によって好きになった曲も何曲かあります。とくにCHECK' MATEは生バンドでかなり化けた曲だと思っています。

NI+CORAのCHECK' MATE以降、Ci+LUS→はる☆ジカ→再びNI+CORAという流れになるのですが、ここは見事としか言いようがないものでした。というのも、Ci+LUSはストーリー上NI+CORAに続く正式なナナスタの二人組ユニットということで、NI+CORAの後輩ユニット的立ち位置として密接な関わりがゲーム中で描かれていました。そんなNI+CORAがCi+LUSへ繋ぐ形となっているセットリストには唸るものがあります。はる☆ジカも限定的なユニットですが二人組であり、はる☆ジカの新曲、新衣装によるパフォーマンスに感化されてNI+CORAから再びユニットパート(既存の曲)が始まる流れはうまいなぁと言わざるを得ないものでした。

QoPパートでは未発表だった新曲『Clash!!!』が披露されたのがあまりにも衝撃的でした(現在は配信限定で発売されています。QoPパート直後の特報で情報開示されました)。これはライブに参加した多くの方が同じ気持ちだと思います。新曲もそうなのですが、QoPはガールズバンドの形態を取るユニット故にやはり生バンド演奏が本当に映える良いステージ演出だったとおもいます。

 

『転』

転にあたる部分を挙げるとすれば、誰もが篠田みなみさんがソロで歌った『またあした』を挙げることでしょう。2ndアルバム『Are You Ready 7th TYPES??』において収録され、時間が経って今回初めて披露されたことには大きな意味があると思います。

 

この曲ではあえて“溶け合えない”とか“翔び立てない”っていう言葉を入れているんですけど、要は777☆SISTERSの子たちの進む道は険しいと僕は思っていて。人間が誰かと溶け合ったり、理解し合ったり、一緒に飛び立ったりすることって決して簡単なことではないじゃないですか。彼女たちはこれから大人になっていく上で、その困難なことに対して立ち向かっていかなきゃいけない。まぁこれは人間誰もがという意味なんですが。だからこそ、“またあした”と歌っているこの曲がアルバムの最後に入っていることが祈りになるんじゃないかなって思ったんです。ちょっとキザですけど(笑)。

(音楽ナタリー Tokyo 7th シスターズ
拡大するナナシスの世界
茂木総監督が語るその構想 より引用)

 

切なくどこかシリアスな趣の歌詞とメロディではあるが今までこの曲が示すストーリーや背景、歌われている時系列が曖昧なままだった曲ですが、今回のライブのキャラクター語りによるMCにおいて、ハル役篠田みなみさんの口から「この曲は今まで私ひとりで歌っていた曲」として紹介されます。今まで音楽開設本と吟っておきながら曲の背景やストーリーを語らず作曲者編曲者の裏話を掲載する本を出す等(そういう点を抜きにしてもナナシス音楽大全本は本当に資料価値の高い書籍なので全人類に読んでほしい)、楽曲に関係するストーリーをはぐらかし各支配人の想像に委ねる部分の多かったのが、今回初めて、しかも演者の口からキャラクターの台詞として語られたのです。これはどういう思惑があったにせよ、『またあした』という曲のナナシスのストーリーにおける立ち位置、意味を明示したというのは今回のメモリアルライブないしナナシスのコンテンツ自体に対しての『転』の部分にあたると言っても過言ではないのではないでしょうか。

「わたしひとりで歌っていた曲」を、途中から777のみんなが現れ、そして支配人=観客と共に歌うというシチュエーションに持ち込んだこともまた『転』であると言えます。上記に引用した茂木総監督の言葉を借りれば「777の子達の道のりは険しい」ということですが、それをハル(篠田みなみさん)だけでなく、777のメンバー、そして支配人が一緒に歌うこと、これが今回のメモリアルライブにおける『結』ないし『Melody in the Pocket』の真意に繋がっていくのではないでしょうか。

 

『結』

またあしたのピアノからそのまま今回のライブの表題曲であると言っても過言ではない『スタートライン』へと繋がります。いよいよライブの『結』へと向かっていきます。

スタートラインの歌詞には今回のライブの表題『Melody in the Pocket』と深く結び付くと思われるフレーズがあります。

ありがとうもごめんねも

忘れちゃいないよ 大切にしまったままさ

 

現在(いま)も飛べないままなのは

そのポケットが いっぱいだから

このフレーズに対応していると思われるものが、キャラクターMCで語られました。

『ポケットを空にすればすぐに飛び立てた

でもそれをしなかった ポケットの中身がいっぱいだったから』(意訳)

そしてラストスパートとしてFUNBARE☆RUNNER→STAY☆GOLDが歌われライブは終幕となります。この二曲は系統がよく似ているのですが、歌っていること(歌詞の意図)は微妙に異なります。

いつか誰かの光になるんだ

想いのたけ手渡すように

君とつなぐバトン

どこまでも行けるような気がしてる

見上げれば青と入道雲

と歌うFUNBARE☆RUNNERは『光になること』を目指しているのが読み取れますが、対してのSTAY☆GOLDはどうか。

そもそもStay Goldという英語が『輝き続けろ』という意味を持つものらしく、輝きになるために走るFUNBARE☆RUNNERのアンサーとして位置付けられると思います。

ねぇ 奇跡みたいな僕らはみんな

いつかは消えてしまうけど

ひとつひとつの光が

いつまでも(色褪せない)

黄金のメロディ

誰かの光になること(誰かの背中を推すこと)を目指す少女達がひとつの光になれること、その光が消えてしまってもいつまでも音楽として色褪せず残り続けること、これを示したことでメモリアルライブは終幕となるのです。

 

『Melody in the Pocket』と共に進むナナシスのこれから

ライブのMCで触れられた、『すぐに飛び立てなかったのはポケットの中身がいっぱいだったから』という言葉は僕の心に深く突き刺さっています。『ポケット』の中身というのは間違いなくこれまでナナシスが支配人=ファンと積み上げてきたものです。『飛び立つ』為にはその中身があってはいけないのです。飛び立つ為にはファンと積み上げてきたものを手放すリスクを伴うということではないか、このことはナナシスに限らず多くのコンテンツに対するメタになると思っています。話題の飛躍になりますが、利益を優先するが為にファンの需要やこうあってほしい想いを切り捨ててきたコンテンツはとても多いと思います。それによりコンテンツは発展しても、離れていくファンもいることでしょう。積み上げてきたものを手放して飛び立つというのはそういうことです。

しかしナナシスはそれをしない、積み上げてきたもの=ポケットの中身を手放して飛び立つことをせず、飛び立つのではなくポケットの中身をそのままに青空=このライブにおいては武道館まで『歩いてきた』。支配人=ファンへの感謝と、ファンの想いとともにこれからもナナシスなりに歩いていくというメッセージが強く籠められていた、そんなライブだったのではないでしょうか。それと同時に、ナナシスによる他の乱立する声優コンテンツへの宣戦布告というか『たとえ他がどうあろうとナナシスナナシスであり続ける』という確固たる意志すら感じられると言っても僕は言い過ぎではないと思っています。それに説得力を持たせるだけの熱量が今回のメモリアルライブには存在していました。

 

10月には2daysの4thライブが決定しました。正直早すぎるのではないかという意見も見られ、それには同意するところもあるのですが、今回のライブで指し示したものを再び見せてくれるのであれば何があってもナナシスナナシスのやり方で楽しいものを提供してくれるはずです。ナナシスというコンテンツはこれからもファンと積み上げた『Melody in the Pocket』と共に我が道を突き進んで欲しいものですね。

Mia REGINAっていうユニットを紹介させてください

誰に頼まれたわけでもないダイレクトマーケティング記事第二弾です。今回は女性"アニソンボーカルユニット"、『Mia REGINA』について紹介させてください。いつも通り基本的に主観で書いているので「それは違うよ!」ってのがあったらダンガンロンパの苗木誠くんの顔付きになって僕のTwitterのほうにツッコミお願いします。


1.Mia REGINAとはなんぞや

ランティス✕ディアステージで臨む、本格派アニソンボーカルユニット始動!

でんぱ組.inc妄想キャリブレーションに続くディアステージアーティストとして
霧島若歌、上花楓裏、ささかまリス子による
本格派アニソンボーカルユニット「Mia REGINA」がランティスよりデビュー。
積み重ねてきた経験と熱い想いをのせた歌声が心を震わせる!!

ユニット名はラテン語で女王という意味の「REGINA」に、
私の「Mia」という意味を組み合わせた造語。
応援してくれる皆さんにとって女王のような強く気高く、しかし親しみやすい存在であり続けます。

(公式サイトより引用)


要はランティスさんのレーベルでディアステージさんに所属するアーティストさんがユニットを組んでメジャーデビューしちゃったわけなんです。"アニソンボーカルユニット"というのを強調したのはアニソンの老舗であるところのランティスさんが関わってることと、デビューシングルの時点で既にアニタイが付いてることからです(シングルの話は後述します)。

2.メンバーを紹介させてください

三人とも秋葉原ディアステージの古参メンバーです。

霧島若歌(きりしまわか)
twitter.com

スラッとした長身で、伸びる歌声が特徴的な人です。アイカツ!の星宮いちごの歌唱担当をされていました。fripsideのバックダンサーをしていた経験からか、振りも非常にキレがありパワフルで、総じてパフォーマンス力が抜きん出ている印象です。また、独特のカリスマ性があり、メンバー随一の盛り上げ上手というか「い↑く↓ぞっ!!!」という独自の煽りには毎度貫禄を感じさせてくれます。
本人がわりとオタクなので特典会や秋葉原ディアステージ(以下店舗と記す)では比較的話し易い印象です。毎期アニメを何本も見ているのは親近感が沸きますが、それだけアニソンを歌うことにも真剣でたることの現れだと思います(違ったらごめん)。
Mia REGINAのメンバーはそれぞれ作詞もされているのですが、わかさんの作詞する曲は疾走感あるナンバーが多く、詩のワードのチョイスもカッコいいです。


上花楓裏(うえばなふうり)
twitter.com

推しメン。以下ふうりさんと記す。アイカツ!では霧矢あおいや音城セイラ、夏樹みくる二代目を担当していました。わかさんとは対称的に低身長(ここすごく重要)で、ふわっとしたオーラが漂う小動物系な女性です。推しメン。優しい歌声の持ち主ですが、アイカツ!時代に様々なキャラの歌を担当していたこともあってか、曲によって歌声に様々な性格が付くとても器用な一面もあります。推しメン。
本人のTwitterのbioにも書いてあったり、リス子さん曰く「ふうりさんと仲良くなるには最低一年はかかる」くらいの極度の人見知りらしく、それ故ユニットでいるときは他の二人に比べ口数が少ないのですが、そこも彼女の魅力です。誤解を招いてはいけないので、本人はとても優しくファンひとりひとりを大事にする方です。ちょっとおっとりしてるだけなんです。何してもかわいい。でも大人の魅力も兼ね備えてる。推しメン。
本人がバラード系の曲を好んで聴く傾向にあるためか、ふうりさん作詞の曲もそれっぽいものが多いです。特に『つなぐ未来』はエモ死するレベルで良い曲です。


ささかまリス子(ささかまりすこ)
twitter.com

さかさまりすこではない。 身長はわかさんよりちょい低いくらい。アイカツ!では神崎美月の担当をしていたこともあり外見は女王の様相というか、妖艶な印象を与えますが、中身はユニット内どころかディアステージ随一のトリックスターです。独自の奇抜な発想力とそれを形にできる表現力やプロデュース力があり、ユニットが始動する以前は店舗の店長を任されていました。店長を退いても未だ店舗やイベントなどで大きな影響を与えています。
パフォーマンスにもトリックスターさが現れており、情緒的な独特の声は楽曲によって様々な色を付けます。ステージでは積極的に動き回って様々な場所の色んなファンにレスを振り撒きます。
リス子さん作詞の曲はその曲によって様々な性格があり、『ハバネロ』のようなユニークな韻もあれば『Yes or Yes』のようなそれまでの人生を感じさせるようなフレーズがあったりと多岐に渡ります。


この三人を紹介するとなるとオタク歴の浅い自分でも書き出したらキリがないくらいで、本当に"濃い"メンバーです。三人とも性格も方向性もバラバラですが、培ってきた経験とそこから滲み出てくる個性が合わさってひとつの個になっているというのがMia REGINAならではの魅力だと思っています。



3.楽曲を紹介させてください

Mia REGINAの魅力はなんといっても楽曲です。

「歌うぞアニソン1000曲!」と言うだけあってMia REGINAの楽曲は"アニソンらしさ"が前面に出ていながらも、特定のジャンルに傾倒しない多彩さがあります。個人的には全曲アンセムなくらい好きなので一曲一曲じっくり紹介したいのですがあまりにも長くなってしまうのでシングル単位で紹介します。デビューから2年、現在シングル5枚、アルバム1枚、ミニアルバム1枚がリリースされています。

1stシングル『ETERNALエクスプローラー


Mia REGINA / ETERNALエクスプローラー - Music Video

なんか旅に出たくなってこねーか!?!?そう感じさせてくれるデビュー曲、ももくりのEDです。作詞はランティスの多くの楽曲で詩を提供する自身もアニソンシンガーの結城アイラさん、作曲はKon-Kさんで、この方もランティスの多くの楽曲を手掛けています。Mia REGINAのデビューという旅の始まりには相応しすぎるものがあります。最近ではライブの終盤で歌われるエモい枠の曲になっています。
このシングルは3曲収録されています。2トラック目の『ラブリーデイ』は弊推しのふうりさん作詞の曲で、しっとり系が多いふうりさん作詞曲の中でも底抜けに明るい曲になっています。作曲は高田暁さん。ラブライブ!の『きっと青春が聞こえる』やStylipSの楽曲を作ってる人と言えばみなさんピンとくるでしょうか。
3トラック目の『Radiant star』はそれまでの二曲とうって変わってアップテンポなナンバーでバトルアニメの挿入歌感がある曲です。わかさん作詞です。このシングル以降Mia REGINAはバトルアニメのopもタイアップしたりしてこの系統の楽曲は増えていくのですが、それらと比較しても全く埋もれない独自の強さがある僕のオススメ曲です。

2ndシングル『蝶結びアミュレット

TVアニメ『装神少女まとい』OPテーマ「蝶結びアミュレット」

TVアニメ『装神少女まとい』OPテーマ「蝶結びアミュレット」


Mia REGINA / 蝶結びアミュレット Music Video
2ndシングルはA面がもうすでにバッチバチにアガるかっこいいナンバーになっています。ライブでも序盤で空気を暖めてくれる大事な曲です。実は僕はMia REGINAを初めて知ったのがこの楽曲でした。装神少女まとい見てましたからね!!!このシングルあたりから音楽製作集団『Arte Refact』が関わり始め、この蝶結びアミュレットもそのクリエイターのひとり桑原聖さんが手がけています。余談ですがこのタイアップ先の装神少女まといのキャラソンArte Refactが手がけていてめっちゃ強いので是非聴いてみてください。
B面の『Magnetic』もぶち上がる系の曲です。AB面ともにアップテンポな曲なのもこのシングルの特徴です。わかりやすくどこかクサいメロディーが癖になる一曲です。

1stアルバム『THAT'S A FACT!』

THAT’S A FACT!

THAT’S A FACT!


Mia REGINA / THAT'S A FACT! 〜千里の道も一歩から〜 Music Video

や、この多動の鹿はナニモンやねん!?!?となるこのアルバムのリード曲『THAT'S A FACT!~千里の道も一歩から~』はアイカツ!の縁からか、MONACA田中秀和さんが作編曲された曲です。有識者の方なら最初の四音で「あっ、MONACAや!!!」ってなるかと思います。
このアルバムは1stアルバムから『ETERNALエクスプローラー』『ラブリーデイ』、2ndアルバムから『蝶結びアミュレット』が選ばれている以外は全て完全オリジナル曲になっています。三人で歌う曲の他にそれぞれのソロ曲が一曲づつ、二人による変則ユニット曲が二曲あります。三人曲だけで聴いてもリード曲の他に『無敵乙女化プログレス』『White Guilty』があり、どれも方向性が全く異なります。『White Guilty』はこのアルバムの個人的一押し曲で、2000年代最初期のバトルものアニメ感がかっこいい。ソロ曲では、わかさんの『ambivalent future』は4つ打ちのトランス系、ふうりさんの『with a wish』はしっとりとしたバラード、リス子さんの『ハバネロ』はハードロックと三人の性格がわかりやすく滲み出ているのでこれも必聴です。
総合して、これ一枚でMia REGINAの様々な一面を楽しむことができるMia REGINAの名刺的な名盤です。トラックの最後に『ETERNALエクスプローラー』を持ってくるところもアルバム全体のEDテーマ感が出ていて、アルバムひとつで世界観が完成されています。


3rdシングル『My Sweet Maiden


Mia REGINA / My Sweet Maiden Music Video

My Sweet Maiden』はこれまでとはまたうって変わってダークでゴシックな曲という印象を与えます。同じレーベルのアリさんのプロジェクトとかフェアリーさんの帝国あたりと比べると、Arte Refactお得意のデジタルサウンドに荘厳なコーラスが乗ってこの曲独自の世界観を作り出しています。とてもエッチなアニメのOPにしておくには勿体ない。
B面の『Welcome to Our Diabolic Paradise』はなんとデーモン小暮閣下作曲の曲。聴けばいかにも、となるはずです。


kalmia

TVアニメ『Code:Realize~創世の姫君~』OP/ED主題歌「kalmia/twinkle」

TVアニメ『Code:Realize~創世の姫君~』OP/ED主題歌「kalmia/twinkle」

A面のみMia REGINAが担当しているシングルです。『kalmia』はこれも今までにはないシリアスかつハードな曲調で、かっこいいながらも切ない歌詞が刺さるナンバーです。作詞はわかさん、作曲はMONACA広川恵一さんです。僕のMia REGINA全体で一番好きな曲です。三度の飯を抜いてもこの曲を聴けば生きていけるといっても過言ではありません。嘘です。さすがに過言でした。ですが僕の推し曲です。最近ライブで干されがちで泣いています。

ミニアルバム『YES or NOstalgic!!!』

YES or NOstalgic!!!

YES or NOstalgic!!!


Mia REGINA / Yes or Yes Music Video

MONACAArte Refactのクリエイターのみで作曲されたミニアルバム。6曲と少ないながら楽曲派の欲張りセットみたいな神盤です。前述した『kalmia』も『kalmia ~Y or N MIX~』としてリアレンジされて収録されています。
ノスタルジックとあるように、どこか懐かしさを感じるような曲が多いのが印象的です。『Ms.Rからの新着メール』はリス子さんの斜に構えた歌詞に対して田中秀和さんが全力で斜に構えに行った曲という感じで尖った曲の多いMia REGINA楽曲の中でも異彩を放っています。『Heart of gold』はアルテ節炸裂なナンバー、『キンモクセイ』はTHAT'S A FACT!で実現しなかったわか×ふうりのコンビによる曲ですが、聴くとセンチメンタルになってしまう曲です。
リード曲の『Yes or Yes』はアイカツ!の多くの楽曲を手がけた石濱翔さん作曲の曲です。作詞のリス子さん曰く意図したものではないとのことなのですが、アイカツ武道館に参加したアイカツ!のオタクは軒並みエモさで死んでしまう殺人ナンバーになってしまいました。そうでなくとも"いい曲"なので是非聴いてほしいです。

ガールズ・オンリー・ミラクル!

ガールズ・オンリー・ミラクル!

ガールズ・オンリー・ミラクル!

これまたガラリと雰囲気を変えてポップな曲です。所謂往年の電波ソングを彷彿とさせるぶっ飛んだ歌詞が印象的です。この曲及び収録アルバムだけは唯一配信限定なのでご注意を。itunesでも買えますよ。

Dear Teardrop

現時点での最新シングルです。『Dear Teardrop』はそれまでのA面にしては珍しくゆったりとしたテンポで恋を歌う優しいナンバーになっています。一番でふうりさんが歌うパートが多く、TVサイズではふうりソロの曲なのではと言われていたほどです。作詞はこだまさおりさん。最早説明不要の御方。
B面の『DREAMERS PAIN』は最早定番になってきている節があるバトルものアニメを彷彿とさせる曲です。作詞は畑亜貴さん、この方ももう説明は無用。作曲はElements Garden菊田大介さんで、これまでのMia REGINAにはないけれどどこかで聴いたような懐かしさがあるMia REGINAのコンセプトに忠実な曲と言えます。



4.まとめさせてください

長々と楽曲を紹介してきましたが、「ぶっちゃけ地下アイドルみたいなもんでしょ?」と思う人もいるかもしれません。実際秋葉原ディアステージ店舗での個人活動やアニ☆ディアという現在定期的に行っているイベント等はそう思われても不思議には思いません。これまで二回行われたナンバリング形式のワンマンライブも下北沢Gardenという決して広くはない箱でした。
しかしライブ現場の雰囲気は地下アイドル現場のものというよりは間違いなくアニソンアーティストの現場のものです。地下のような距離感の近さも、ライブ後時間のたたないうちにアーティストに感想を言うことができると捉えることもできます。
アニソンアーティストという立場上、アイドルのフェスよりはアニソンのフェスによく呼ばれることが多いです。それ故意外とMia REGINAのファンになる間口は広く多いです。最近では文化放送超A&Gでの『A&G ARTIST ZONE THE CATCH』に金曜日担当として出演していますので、気になった人は金曜18時から1時間暇を作ってください。
THE CATCHを聴いて気になったら是非秋葉原ディアステージの店舗にも遊びに行ってみてください。三人の出勤日は他の若手のキャストたちに比べて(いろんな事情で)わかりにくいので会えない日もあると思いますが、根気よく通いましょう。僕も遠方から店舗に行きますが、「わかさんやふうりさんが出勤だったらラッキー」くらいの気持ちで行ってます。Mia REGINAとしての三人を見るならアニ☆ディアvol.3が7/28開催予定なので行ってみましょう。アニソンカバーも聴ける小規模フェスみたいでとても楽しいです。


ここまで読んでくださってありがとうございました。まずはこのページにリンクを張ったPVを見るだけでもいいので、ちょっとでもMia REGINAに興味を持ってくださったらとても幸いです。

近況報告とか

お久しぶりのブログ更新です。
今回は近況報告と題して備忘録も兼ねて2018年4~6月までの自分が参加したイベントの感想を綴っていこうと思います。自分はイベンターではないですが、イベントに行くことが関東へ行く口実なので結局何度も行くのを辞めたいと言いながらも行き続けているのが現状です。

ほとんどアイカツ!歌唱担当関係ですが、思い出せる範囲で書いていきます。
めちゃくちゃ長くなってしまったので流し読み程度の軽い感覚で読んでもらえると幸いです。


4/14 Fuuri Birthday Event 猫のいるカフェ

秋葉原ディアステージで働く上花楓裏(うえばなふうり)さんの生誕イベントです。もろアンダーグラウンドなイベントで、この日が僕の初ディアステ入店になったわけです。
イベントというよりは、定期ライブをふうりさんがジャックしてひとりで何曲も歌ったり他のキャストとコラボで歌ったり、頼めるメニューがこの日限定のものであることを除けば普段通りのシステムです。(秋葉原ディアステージのシステムに関しては割愛します。気になる方は調べてみてください。)

そもそもこれまで声優イベントばかり行ってライブ&バー、要はコンカフェと呼ばれるお店へ行ったことのなかった自分が何故この日に秋葉原ディアステージに足を運ぼうと思い至ったかというのは、やはりアイカツ!の影響がとても大きいです。「直接武道館の感想、お礼が言いたい」という気持ちが3月あたりからとても強かったのですが3月はなかなか上京の都合がつかなかったので、早めに日程を出していたバースデーイベント(以下ふうり誕と記す)に目星をつけていました。このときはアイカツ!の元歌唱担当のなかで個人的に特定の推しメンがいるわけではありませんでした。

この日は普段来ている常連や自分のようにアイカツ!武道館後を契機に足を運んだ人に加えて昔店舗に来ていた人等様々な人が来店し、大盛況な日だったそうです(自分は初めてだったので実感はない)。
盛況故にふうりさんをはじめキャストのみなさんはバタバタしながらあちこちへ走っている印象でしたが、そんな中でもキャストとの距離感の近さは感じられ、コンカフェ経験のない自分には「この間武道館で歌ってた人が目の前でお酒を作ってる...!」と衝撃が走りましたし、顔馴染みの客は普通にキャストに話しかけてキャストも当たり前のように会話している様は自分には異様な光景でした(今では何度か来店を重ねその光景もすっかり見慣れたものになってしまいましたが)。
ふうりさんがジャックしたライブはオリジナル曲のほかにアニソンのカバーも多く(後から知ったのですがふうりさんやきりしまわかさん等のキャストは店舗ではカバーを歌うことに縛りがあり、アニソンカバーを歌うのは珍しい)、カバー曲はMinami(旧栗林みなみ)さんの楽曲がほとんどで「この曲知ってる~!!!」のノリで楽しむことができました。アンダーグラウンドな現場なので普通にmixもオタ芸も散見されますし、個人的に好きな雰囲気です。
とても印象的だったのはライブ中のMCでふうりさんが「みんな普段仕事や勉強で疲れて病むんだからオタクやってて病んでほしくないから、単推しとか推し増しとかにこだわってほしくない。他界とか推し変はしないでほしいけどねw(意訳)」といった発言をしていたことでしょうか。周りのオタクたちは結構笑っていましたが、この時の自分にはとても刺さる言葉だったというか、自分のオタクとしてのスタンスを肯定してくれているようで烏滸がましいながらもとても共感してしまったのです。このふうり誕の日を境に上花楓裏さんが自分の中で特別な存在になっていきました。


4/15 ウダガワガールズコレクション vol.353

AIKATSU☆STARS!の星咲花那さんがオープニングアクトで出演するということで出番だけ見てとっとと帰るやつになりました。出番は30分くらいだったでしょうか。後から終演後に特典会があったそうなのですが、その時間には僕は奴隷収容車に揺られていましたね...。
星咲花那さんの歌唱は3曲ですが、わずか3曲でも堂々とした歌にとても魅了されました。あと顔が好き。Twitterで「好みの顔だな~」と思って見ていただけでアイカツ!のライブでは近くで見たことがなかったので、アンダーグラウンドな箱で近くで見ると好きが加速してしまったのです。わずかな時間でしたが、「ワンマンライブをやることがあればなんとしても行こう」と思わせてくれるイベントでしたね。


5/3 FLOW 15th Anniversary TOUR 2018「アニメ縛り」広島公演

地元のイベントなので軽率に参加してしまいました。FLOWのワンマンに参加するのは今回で2回目ですが、アニメ縛りということもあってか前回参加したときに比べ客層もライブ慣れしたかんじはあまりなく、圧縮もほとんどありませんでした。しかし男性ロックバンドのライブですので、熱量は半端じゃないものがありました。また、全曲アニメのタイアップ曲ということもあってか、ライブの開幕や曲間にナルトやルルーシュ等タイアップしたアニメの登場人物達が陰ナレをするのも印象的でしたし、ラストのGO!!!でキャラも合唱しているのにはさすがにエモくなってしまいました。個人的に回収したかったWORD OF THE VOICEも拾えて大満足でした。

5/14 松岡ななせ 1st LIVE "unknown"

AIKATSU☆STARS!のメンバーだった松岡ななせさんのワンマンライブということで、ド平日ながら無職の顔付きで参加しました。平日ながらチケットが非常に高倍率だったのには驚きましたが、どうにかチケットを確保しました。
そんな大人気の松岡ななせさんのファーストワンマンライブはカバー曲中心になると思いきやいきなりモンソニ!ダルタニャンのアイドル宣言の劇中歌『キズナ Sparkling World』をぶちかましてくるものだから一気に会場の熱気がぶち上がりました(モンソニ!はYoutubeで全話無料公開されているので見てください)。今回初披露のオリジナル曲もかなり尖っていてアイカツ!時代とはまた異なるななせさんの一面を覗かせるものになっていてよかったです(音源化が待ち望まれる)。

5/19 温泉むすめ 3rd LIVE “NOW ON☆SENSATION!! Vol.3”〜ワイワイワッチョイナ!!〜

久しぶりの声優イベントに行きました。元々知り合いに以前からチケットを取ってもらっていた案件なので、顔見知りのオタクたちに久々に会いに行くという意味で行こうと思ったイベントです。
温泉むすめのイベントはナンバリングのライブはこれまで全通していますので、推し声優のパフォーマンス力の向上具合を見届けたかったのがあるのですが、今回は複数のコンテンツ内ユニットが初歌唱というのがあり、そちらに目が行きがちでした。ライブの内容は良くも悪くも声優コンテンツのライブといったところだなぁという印象でした。曲がとても強いので他動になりたかったのですがレギュレーションがガチガチで思うように楽しめなかったのがマイナスですね。その他にも色々と思うところがあり、昼の部のみ参加となりました。富田美憂ちゃんはとてもかわいかったです。
サマソニ参戦という冗談みたいな告知には笑いましたが、周囲は結構沸いていましたし、コンセプト的に野外の会場でライブするのはアリだと思います。レギュレーションが許せば野外で青春サイダーでサイダーやビールをオタクとぶっかけ合いしたいですね(笑)


6/10 東京おもちゃショー2018 バンダイステージ アイカツフレンズ!ステージイベント☆

この日はアイカツフレンズ!→松岡ななせ2ndライブ→星咲花那バースデーライブの3イベント回しというイベンターみたいなことをやった日です。
優先観覧エリアはキッツキツだったのでフードコートからステージがギリギリ見える位置で見ていたので演者の細かい動きは把握できなかったのですが、曲が聴ければいいかなくらいの気持ちだったので充分過ぎるくらいでした。
4/1のイオンモール大日でのお渡しイベントで二ノ宮ゆいちゃんに見惚れてからようやく今回フレンズの歌唱イベントに参加できたわけですが、個×個やGirls be ambitious!の初fullを聴けたりアクシデントでスカートが落ちそうになる松永あかねちゃんを見たりと本当に無銭でいいのかと思えてしまうところがアイカツ!のイベントだなと感じました。

松岡ななせ2nd Live 退屈なんてさせないよっ!

2ndと題していますが本人曰く1stの追加公演というイメージだそうで、1stで歌った曲をもう一度歌ったりしていました。カバー曲の選曲は相変わらず斜に構えすぎず浅くなりすぎないほどよい感じでしたが、Starry Wishやshooting star等、星を連想させる曲を多く選曲しているところには色々と思わせぶりだなと感じましたね(特にこのライブのすぐ後に控えているライブのことを思うとニヤニヤしてしまいました)。ライブの時間自体は短めでしたが、2回目のワンマンにしてオリジナル曲も新たにもう一曲増えたりと勢いが止まらない松岡ななせさんに期待が高まるライブでした。

星咲花那バースデーワンマンライブ~Star☆Flower〜

松岡ななせさんのライブと同じ日に同じ箱でやるというわりと無茶なスケジュールになってしまった星咲花那初のワンマンライブですが、納得の歌唱力と表現力、選曲の良さからとても満足度の高いライブでした。生バンド演奏のコーナーがあるのは意外だったのですが、低音が映えるよい音響だったこともありとても満足でした。ファンからの「ちょっと待ったー!!!」もありバースデーイベントとしてとても充実していたのではないかと思います。おかな親衛隊とまではいきませんが、おかなの雇われ傭兵くらいの頻度でまたイベントに行きたいなと思います。


6/30 アニ☆ディア vol.2

Mia REGINA主催のライブイベントで、前回告知があまりにも急で都合がつかず行けなかったので今回は行くぞとモチベーションの塊になっていたイベントです。Mia REGINAさんの曲目当てで来ていたのですが普通にオープニングアクトの白河ななさんのワガママ MIRROR HEARTやUNISONIAなどのピンチケが好きそうな沸く曲でバッチバチに高まったり桜野羽咲さんのオリジナル曲で多動になったり、たぴみるさんが可愛かったりと予想以上に収穫の多いイベントでした。Mia REGINAさんの選曲はイベントのコンセプト的にアニタイ曲を多く持ってくるかと思っていたらRadiant star→Magneticとノンタイのアガる系ナンバーでひっくり返りました(Dreamers Painはリリース後にタイアップがついた)。締めもTHAT'S A FACT~千里の道も一歩から~でしたし、改めてMia REGINAさんのノンタイ曲の強さを身を持って感じることができました。


こうして振り返ってみると見事に地下現場のオタクぶってますねw こういったイベントはチケット代がアニメのイベントより安くなりがちなのでついつい予定を多くいれがちなのですが、行く先々の物販でチェキを撮ったりで以前よりも金遣いが荒くなっている気がします()
次回のイベレポは7/20にあるTokyo 7th シスターズ武道館ライブになるかと思います。気が向いたら他の雑多な記事も書いていきたいです。

アップデイトする「センセイション」~トキメキアンテナ歌詞考察~

前回のAIKATSU SCRAP BOOK SPを褒めちぎる記事を書いていたら色々と妄想が捗ってきたのでその断片をここに残しておこうと思います。

ここではルミナスの新曲『トキメキアンテナ』の歌詞から感じたこと、他の既存の楽曲との関連性を考えつつルミナスというユニット、特に主人公の大空あかりについて掘り下げていきます。

この文章はあくまで個人的見解に基づくもので絶対なものではありません。オタクの自己満足考察だと思って暖かい目で読んでもらえれば幸いです。

 

 

・トキメキアンテナという曲について


【アイカツ!フォトonステージ!!】オリジナル新曲ルミナス「トキメキアンテナ」プロモーションムービー(フォトカツ!)

トキメキアンテナとコンセプトは作曲の石濱翔さんは「ルミナスらしさ」、演者には「思わず旅に出たくなる曲」ということらしいです。

ameblo.jp

ここで「ルミナスらしさ」と「旅」というワードはもしかしたらイコールなのでは?という見解が自分の中に生まれるのでした。物語とは一種の旅ですし、本編後半で主役となるルミナス及び大空あかりの成長物語は確かに旅と呼ぶのも相応しいものだと思います。4thシーズンでは全国ツアーという触れ込みで日本中を旅しますしね。

 

それでは、このトキメキアンテナとアニメ本編で関連のありそうな他の既存の楽曲と合わせて歌詞を読んでいこうと思います。

 

 

1.Good morning my dreamとトキメキアンテナ

 

Good morning my dreamはアニメ125話での使われ方等から「ソレイユの曲だ!」と言う論調も多く、理由も納得できるのですが、ここではルミナスないし大空あかりの曲として紹介します。

Good morning my dreamは『カレンダーガール四部作』の中の第三部にあたる曲で(カレンダーガール四部作については過去のアイカツ武道館二日目レポで触れているのでそちらを参照してください)、アイカツ!のストーリーにおいてとても重要な曲です。歌詞を読んでみると

 

窓の外聞こえてる ソワソワと気にしてる 風はもう南の空へ

出かけよう 新しい服に着替えたら 時間だね

 

という部分はトキメキアンテナの

 

いつも通りにドアを開けて だけど今日は違う朝

旅立つ一歩は 右から踏み出そう

 

の部分とどことなく似ている感じがあります。どちらも「旅の始まり」が連想されますね。ただ、トキメキアンテナはGood morning my dreamに比べ歌詞の歌い手は成長しているというか、先の時間にいることが他の歌詞を見るとわかります。具体的にはGood morning my dreamだと

 

扉をあけて出会いに行くの 光の向こうは 世界とつながる

駈け出して my dream どこまでもキミと走っていたい 走っていたい

 

なのが、トキメキアンテナでは

 

カバンいっぱいの”はじめて”をあつめにいこうよ

広がる世界の真ん中に立って さあ

 

となっています。Good morning my dreamではまだ世界とつながる前、光に触れる(光のほうへ駆け出す)前であることがわかりますが、トキメキアンテナではもう既に世界の真ん中に立つまでに至っているのです。ここに詩の中における主人公の成長がなんとなく伝わってきます。

この詩の中の主人公の成長という視点で他の曲とも比較していきます。

 

2.オリジナルスター☆彡とトキメキアンテナ

 

オリジナルスター☆彡で印象的なのはやはり2ndシーズン77話「目指してるスター☆彡」でしょう。いちごのようになりたいと願い続けていたあかりが自分らしく輝くことについて学び、それまでいちごと同じにしていた髪を切る非常にセンセーショナルな話でした。その回でもフィーチャーされていたオリジナルスター☆彡の歌詞ですが、

 

未来プロデュース はじまってる 描いた夢にスペシャルアピールで

応えていくんだ(まだまだ!)

今最高の まぶしさでステップUP!!

ちいさくたって 自分だけの光

オリジナルスター 目指してるスター

 

という部分はトキメキアンテナの

 

ココロ深呼吸 モヤモヤしてちゃ 感動もできないね

わたしはわたしの 最初のプロデューサー

経験値はゼロに近い 世界は想像をこえて

次のストーリー 勝手にはじめている

 

さあ!選ぶ時はいつもより大胆なガール

冒険はまだまだ続くよ たのしまなきゃね

 

という部分のアンサー的なニュアンスにどことなくなっているのがわかると思います。オリジナルスター☆彡の時点では「ちいさくたって」という部分からはじまったばかりの緊張感が伝わってくるのが、トキメキアンテナでは「たのしまなきゃね」という余裕が生まれているのです。

 

 

3.リルビーリルウィン♪とトキメキアンテナ

 

リルビーリルウィン♪はルミナス結成時初めて歌われた曲であることもあり、関連性も深いです。そもそもリルビーリルウィン♪という曲自体歌詞に

 

理想の自分には やっぱりね、まだ遠い

合格点ギリギリの ちょっぴり背伸びなリボン

 

という部分等から詩の中の主人公=あかりやルミナスというユニットが成長の途上にあるというのがわかる曲です。それ比較すると、トキメキアンテナはオリジナルスター☆彡の項目でも触れたように余裕や頼もしさを感じさせるフレーズから、リルビーリルウィン♪の時点よりさらに物語が進んでいることがわかります。


冒険の終わりにはみんな見違えちゃうの


この冒険という部分がリルビーリルウィン♪のでの旅として結びつけると、トキメキアンテナでの詞の中の主人公は見違えるほど立派になっていることが伝わります。リルビーリルウィン♪もトキメキアンテナもどちらも旅の途中であるが、トキメキアンテナの世界ではリルビーリルウィン♪よりも未来で、なおかつ主人公=あかりは成長しているのです。

 

ここまでトキメキアンテナが他の既存曲と比較して成長、時間の経過が伝わるものとして書いてきましたが、最後に比較する曲はトキメキアンテナとは時間が並行している曲、けだしトキメキアンテナのアナザーとして成立する曲です。

 

 

4.START DASH SENSATIONとトキメキアンテナ

 

START DASH SENSATIONはアイカツ!アニメ最後のOPテーマであり最後の挿入歌であり、あかりというキャラ及びアイカツ!の集大成とも呼べる曲です。ここではSTART DASH SENSATIONの主題と『トキメキアンテナ』の意味するところについて考えていきます。

最初に触れたトキメキアンテナを評する言葉として「旅に出たくなる」という言葉と「アンテナ」というワードは一見すると結びつきにくそうに思えます。そこで、まずはトキメキアンテナの歌詞から『トキメキアンテナ』という言葉とはなんぞやということについて考察していきます。

『トキメキアンテナ』という言葉はサビで出てくるワードです。一番では

 

地図の真ん中にトキメキアンテナ(最新式)

 

二番では

 

わたしを連れ出すトキメキアンテナ(24時間)

 

とあります。最新式で、しかも24時間"わたし"(ここではあかりと思われる)を連れ出すことができるもの、ただものではありませんね。この『トキメキアンテナ』が何者かを証明するのに参照するのはSTART DASH SENSATIONの「センセイション」です。

センセイションは感覚という意味ですがことにSTART DASH SENSATIONの詩においては

 

今日が生まれかわるセンセイション 全速力つかまえて

ここがスタートライン

もっと違う空に会える トキメキ指さす彼方

はじまる夢と(Sunny days)

はじめるキセキ(Starry days)

わたしを待っている(Dream comes true)

 

といった具合に、今日が生まれかわるほどの強烈なものとされています。そう、『トキメキアンテナ』の正体はこのセンセイションなのです。そして『トキメキアンテナ』は最新式でありながら、

 

アップデイトする(YES!!)旅にしよう!

 

とあるようにアップデイト、よい方向に更新、さらに言えば生まれかわることができるのです。

それぞれの二番サビの歌詞を比較すると、START DASH SENSATIONは

 

ずっと続いていくセンセイション 心拍数とびこえて

何度も生まれかわろう

 

これに対して、トキメキアンテナは

 

両手いっぱいの”はじめて”をあつめにいこうよ

わたしを連れ出すトキメキアンテナ(24時間)

いつだって成長期(YES!!)止まらない

 

とあり、常に成長していく=生まれかわるという点で共通しています。これは作中で何度も髪型を変え生まれかわり、成長を続ける大空あかりの物語そのものであり、『トキメキアンテナ』がSTART DASH SENSATONにおけるセンセイション同様にあかりを成長させていくものであることがわかります。

 

 

 

・トキメキアンテナは成長を続ける物語=旅

ここまで書いてきましたがトキメキアンテナという曲があかり視点において他の既存曲よりも未来に向っていること、そして並行する概念としてSTART DASH SENSATIONがあるということがわかってもらえたでしょうか。先にも書きましたが、あくまで個人の見解ですし、実際には違うかもしれません。ここであげた曲は実は全てこだまさおりさん作詞の曲です。こだまさんはアイカツ!の物語に寄り添った詩を書かれる方ですので、詩によってストーリーの広がりを感じたくて今回考察をさせていただきました。

今回は「旅」を「物語」と置き換えて考察してみましたが、旅という観点から歌詞を読んでみるのも面白いかもしれません。実際、石濱さんによる陽気でポップなナンバーゆえに旅に出たくなるのもわかります。

こういった歌詞による物語の考察は本当に楽しいです。これを読んでくださった方もアイカツ!ないしいろんなコンテンツで歌詞の考察をしてみてはいかがでしょうか。もしかしたら考察を期に「今日が生まれかわるセンセイション」がもたらされるかもしれませんし、僕自身も新しい知見を得られるよう『トキメキアンテナ』を常にアップデイトさせていきたいところです。

 

『AIKATSU SCRAP BOOK SP』がすごい

今回は5/23に発売されたCD「スマホアプリ『アイカツ! フォトonステージ!!』AIKATSU SCRAP BOOK SP」が予想以上の神盤だったのでひたすら褒めちぎる記事を書きました。 ダイレクトマーケティングですが、別にランテ○スさんからお金を貰ってるわけではありませんし貰う予定も特にありません。 個人的な感想であり、僕自身音楽用語や専門知識に疎いため楽曲派オタクの方々には合わないかもしれませんがご了承ください。

それでは、一曲ずつ感想を綴っていこうと思います。


1.トキメキアンテナ


【アイカツ!フォトonステージ!!】オリジナル新曲ルミナス「トキメキアンテナ」プロモーションムービー(フォトカツ!)

歌い出しの時点で「これこれこれこれ!!!!!」と言いながら床を転がり回ってしまいました。この曲のPVが公開されたのが去年の年末だったのでfullの公開を半年近く待ったわけです。床を転がりたくなる気持ちもわかってもらえることかと思います。

フォトカツの年始イベントの曲ということで、歌詞も新たなスタート、旅への高揚感のようなものを連想させるワードが多く見受けられますし、ポップで明るくそれでいて色んな音が響くメロディになってます。既存曲だとLovely Party Collectionに近いタイプだと思います。
個人的な聴き所は二番サビ→Cメロ→間奏の流れです。聴くと「MONACAだぁ~!」ってなると思います。オフボーカルの音源も収録されているので、そっちも合わせて聴くととても楽しいです。落ちサビは半音下がってラスサビで戻る構成なのですが、半音下がった落ちサビはるかさんのソロパートであり、ラスサビに非常に大きな説得力を持たせてくれます。
総じて、明るくも繊細さがあり何度聴いても飽きないナンバーと言えます。


2.Sunny Day Little Sunday

【アイカツ!フォトonステージ!!】オリジナル新曲ソレイユ「Sunny Day Little Sunday」プロモーションムービー(フォトカツ!)

ソレイユの新曲というだけで最早おだやかではいられない事案なのですが、蓋を開けてみれば予想以上に『ソレイユらしい』ナンバーでした。ダイヤモンドハッピーのような疾走感がありとてもキャッチーで、シングルで発売されたなら間違いなくA面にくるであろう曲です。
作詞は辻純更さんで、アイドル活動!やハッピィクレッシェンドなど多くの名曲に関わっている方です。唐突にアニメ本編の話になるのですが、本編におけるいちご、あおい、蘭によるソレイユというユニットはファーストシーズン37話で結成されたユニットです。ソレイユの大前提は「ソレイユ三人の活動をいつまでも続ける」というものであり、いちごたちそれぞれが個人の活動が忙しくなってもソレイユの三人としての活動を辞めないというのが夢であるといちごたちの口からも語られます。Sunny Day Little Sundayはいちごたち三人の日常を思わせるワードを、あおいが、蘭が、いちごと掛け合いをしているかのような歌い分けをしているところにソレイユのストーリーないし夢の持続性を感じさせてくれます。アニメは終わってもこの曲がアニメの続き、ソレイユが続いていくことを示してくれるのです。二番以降は一番と異なる歌い分けになるので、そこも意識してもらえると楽しいかと思います。
もうひとつの個人的な聞き所は、二番Bメロ後、サビにいかずギターソロがくるところです。このギターソロがめちゃくちゃカッコいい。僕自身二番のサビに入らず間奏がくる曲が好きな傾向があり(アイカツ!楽曲だと薄紅デイトリッパー、MAKEOVER MAKEUP、きらめきメッセンジャー等)、この曲も例に漏れずそれになりました。

トキメキアンテナ、Sunny Day Little Sundayはどちらも石濱翔さんが作編曲した曲となっていますが、新しいながらも前者はルミナスらしさ、後者はソレイユらしさが上手く表現されていてどちらも明るい曲でありつつもきちんと差別化されていて面白いですね。


3.禁断 Hide & Seek

【アイカツ!フォトonステージ!!】オリジナル新曲「禁断 Hide & Seek」プロモーションムービー(フォトカツ!)

初見で「バッケモーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!(cv.磯野波平)」となってしまった曲です。
ユリカ、セイラ、スミレという組み合わせからロック系なのは容易に想像できますが、その期待を裏切らないアップテンポに韻を踏んだような歌詞が乗って、中二病的な気がある人にはとことん刺さるナンバーです。正直今回のアルバムはシングルなら全てA面張れると言っても過言ではないと思いますが、この曲も間違いなくそれです。
間奏のキーボードがとても心地よく、それまでのゴリゴリさが少し柔らぐのでそこが少し意外でした。そこから畳み掛けるようにラスサビがくるのでジェットコースターのような良い緩急になっていて、中毒性に拍車をかけてくれます。


4.コズミックストレンジャー

【アイカツ!フォトonステージ!!】オリジナル新曲「コズミック・ストレンジャー」プロモーションムービー(フォトカツ!)

アニメ159話「ギャラクシー スターライト」及び筐体にも存在した「アイドル宇宙戦記 オオゾラッコーン」の続編シナリオのテーマソング...なんだろうか。なんといっても衝撃なのがジョニー先生がラップと「イェア!」の掛け声で歌に参加しているところでしょう。歌唱担当の歌うアイカツ!の曲に男性の声優さんが絡むのはおそらく今回が初ではないでしょうか(女性声優さんならPretty Prettyがある)。
ジョニー先生のラップを抜きにしても、曲名のイメージをしっかり連想させるスペイシーなトランス曲になっていてニクいです。というか普通にジョニー先生のラップ歌詞がエモい。恐るべしこだまさおり
歌詞のフレーズやトランス調であること、なによりギャラクシー スターライトの続編の曲ということからロンリー・グラヴィティのアンサーソングとして作られた曲であろうと思われます。ロンリー・グラヴィティでは「何万、何億光年、夢に見てた誰かとのコンタクト。熱に浮かされていく、無限に広がる星の中で。」だったのが今回は「たとえ何億光年遠く離れたまま 別の軌道を描いたってココロの片隅いつも 強い運命線で シンクロし合うストレンジャー」となっていてストーリーが進展しているのが感じられます。合わせて聴くと楽しめること間違いなしです。ラップに耳が集中しがちですが、Bメロのるかさんとななせさんのハモりがとても綺麗なので思わずいい笑顔になってしまいます。

5.月夜のラグタイム
フォトカツユーザーによる人気投票で一位となったユリカ&かえでによるユニット曲です。
ラグタイムってそもそもなんやろ?って思ったのですがラグ(遅れた)タイム、ということで「不揃いなタイミング」という意味合いらしいです。メロディーラインとベースラインの拍のズレによるリズミカルさが初聞きの「なんだこれ?」という驚きを生み、聴いていくうちに中毒性に変わる所以なんですね(この文章は言葉の意味を調べながら書いています)。
それぞれが強い個性を持つユリカとかえでによるナンバーが「不揃い」というのはなかなかにニクいですね。ダンサブルながらもぶつかり合うかのような音、そこに乗るのは木村監督による作詞。ユニットカップの時のふたりを意識して詞を書かれたそうです。

総じて、他の収録曲と比較してキャラクターソング色の強い一曲となっているのではないかと思います。ぼくはカップリング論に関して明るくないのでこれ以上の掘り下げはかえユリ有識者に委ねようと思います...。


6.We are STARS!!!!!

【アイカツ!フォトonステージ!!】オリジナル新曲「We are STARS!!!!!」プロモーションムービー(フォトカツ!)

このアルバム唯一のアイカツスターズ!楽曲にしてアイカツスターズ!の集大成的な位置付けと思われる曲です。唐沢美帆さんによる「サヨナラは言わない」「次のステージへと行こう」等のド直球に涙を誘う歌詞から、書き方としては酷ですが実質アイカツスターズ!のオーラスエンディング曲と言っても過言ではないと思います。
曲の方はスタートライン!やMUSIC of DREAM!!!のような疾走感あるものではなく、どちらかといえば同じ南田健吾氏作曲のDo-Do-Wa DO IT!!のようなスローテンポの曲になっています。コンマ秒のイントロだけならDo-Do-Wa DO IT!!とイントロドンクイズできると思うので暇な時にやってみてください。
この曲に関しては、もう御託は抜きにしてとにかく聴いてほしいという感想しかありません。PVで公開されているショートver.だけでもかなりの破壊力ですが、是非二番以降の歌詞もしっかりと咀嚼してもらいたいです。



ここまで全6曲の感想を簡単に綴ってみましたが、改めてこのミニアルバムのボリューミーさに圧倒されました。この大満足な収録曲に全部オフボーカルが別に収録されていて2500円はさすがにラン○ィスさん価格安くしすぎでは...?
今回は作品派としての見地から書かせていただきましたが、単純に楽曲派の視点からも満足がいくアルバムになっているのではないかと思うので、耳と知識に覚えのある楽曲派オタクの方も是非購入して感想を書き綴ってほしいです。



今回のミニアルバムが実質フォトカツ最後のCDということになると言われておりとても寂しいですが、最後にこのクオリティのものを残してくれるのは本当にありがたいですし、ゲームのサービス終了後もこれらの曲を語り継いでいきたいと思います。

『推し』について考える

タイトル通りです。たまにはアイカツ!以外のことも書きたいな~と思って書いたらいつも以上に支離滅裂な記事になっていると思います。
この手のものを書くと大体「俺はこうだ!」とか「俺は違うよ」っていう意見が出てくるかと思いますが、まあそういう意見が見たい訳じゃないんで読んでて嫌になったらすぐにブラウザバック推奨です。

ここでの『推し』の概念はアニメや音楽等の無形の物ではなく、アイドルや声優、役者等の個人を指すものとします。



そもそも推しってなんぞや?

お・す【推す】の意味
1 人や事物を、ある地位・身分にふさわしいものとして、他に薦める。推薦する。「候補者に―・す」「優良図書に―・す」

2 あることを根拠として、他のことを判断する。推し量る。「彼の口ぶりから―・すと失敗したらしい」

3 さらに突き詰めて考える。「その点を―・していくと、問題の本質が明らかになる」

[可能]おせる

[goo国語辞典より]

だそうです。
オタクが使う『推し』は主に上記の1から転じて「他人に勧めることができるほどに好きである様」を表しているといわれています。なるほどなぁ。

ではみなさんは自分の推しを他人に勧めることができますか?もしかしたら推し被り敵視と称して他のオタクを排除してませんか??自分が推しにとって特別な存在だと思ってませんか???

まあ実際そんなことはどうでもいいんです。どこまで行ってもオタクのすることです。推し被り敵視しているオタクに「それで推しが喜ぶのか」と説教がしたいわけではありません。推しが自分にとってかけがえのない存在なら誰かに奪われたくないという感情が芽生えるのは自然なことです。推しにとっての特別になりたくてあれこれ頑張ったりするのもとても素敵なことだと思います。真っ直ぐに頑張るオタクは好感が持てます。また、声優オタクによくいる「推しを性的な目で見るオタクは許せない」のもまあ気持ちはわかります。自分の崇拝している存在を性的な目で見る人間はまあ異端ですよね。実際僕もお釈迦様やアッラーではシコりません。でもアッラーがめっちゃエロい美女だったらその限りではありません。十人十色の考えがあっていいと思うんですよ、はい。

話がだいぶ逸れてしまいましたが、僕が『推し』というものに対して色んな考えがあってもいいというのは伝わったでしょうか。それをここまでの文で伝えたかったんですよ!わかってくれ。


ここまで第一章。というか導入みたいなものです。ここからは第二章。メインシナリオです。これまでの自分、これからの自分への戒めの意味も含めて書いていきます。



やっぱりオタク活動はどこまでいっても趣味です。趣味はあくまで自分の『やりたいこと』であって『やるべきこと』ではないはずです。でもオタクって不思議とオタク活動に没頭していくと『やりたいこと』と『やるべきこと』の線引きが曖昧になっていくんですよね。

『やりたいこと』が『やるべきこと』に変わって推しを追いかけることに熱中するのって、実際すごく楽しいことだと思います。推しがやることなすことすべてがかわいくて愛しくて最早擬似的な恋愛みたいになる。
僕も少し前まで心から『推し』ていた女性声優さんがいました。他界したわけじゃないんですが敢えて過去形を使います。イベントは全部通ってたわけではないですが仕事との兼ね合いを考えてスケジュールを組んで地元から東京に出てきたり他の地方へ行ったり。イベントの度にファンレターを推敲し、ミミズがのたくったような汚い字で推しへの想いを綴りました。ライブイベントがあればオタクが企画したフラワースタンドに出資したり、時には自分で推しにお花を贈ったりもしました。この時の僕は常に「推しの為に何ができるだろうか」と考えるような我ながら痛いオタクになっていました。

ところがある日を境に自分の価値観が少し変わりました。それに至る理由までははっきりと覚えていないんですが、端的に言うとそれまでの自分を俯瞰で見る機会ができたのです。これまでひとりの推しをがむしゃらに追いかけてきた自分を客観的に振り替えって、ふと「何やってるんだろうな」って思ってしまったんですよね。自分が推しを追いかけることに知らず知らずに莫大なエネルギーを使っていたことがわかって、要は疲れてしまったんでしょうね。この疲れたというのはイベントがある度に毎度夜行バスや新幹線などでの移動による物理的な披露やイベントの券取りの精神的なストレスといったものも含まれますが、一番のところは「僕がどこまで頑張っても僕は推しにとっての特別になれない」っていうしょーもないことに気付いてしまったことです。我ながらアホらしいと思いますが、少し前の自分は本気でそうありたかったんですよね。推しがひとりの役者として大成してほしいという想いを建前に、自分は推しに何かの見返りを求めていたのです。でも推しは自分が想い描いていた理想と少しずつ異なるものをもたらしていきます。具体的に何かとは言えないのですが、熱中していたものが急に萎えてしまったのではなくて、少しずつ蓄積してモチベーションを失わせていったのです。ちょうど仕事がうまくいかなかった時期でもあって、相乗効果でストレスになっていきました。

なんだか「自分が思うようにいかなくなったからって萎えてる情けねぇ野郎の世迷い言じゃねえか!」って感じの文章に思われるかと思います。否定できません。ここまで書いておいて信じてもらえなさそうですが、今でもぼくはここで書いた声優さんのことは心から尊敬していますし胸を張って推しだと言えます。最初に挙げた「他人に勧めることができるほどに好きである」意味での推しです。

自分語りが長くなりました。
別に推しを盲信し続けることを否定したいわけじゃないんです。オタクにも色んな考え、あり方があっていいと前の章で述べましたからね。ただ、自分の趣味で疲れてしまうのはなんだか違うよなぁ、というのが現在の自分の持論です。でも疲れてしまうほどに追いかけ続けた日々もそれなりに楽しかったのは間違いないし、今の自分の糧になっています。

今の自分はここまで脇目もくれず突っ走った後の羽休めの段階にいるのかなと自己分析しています。ここから先の自分は休憩の後また推しを追いかけるのか、それとも脇道に逸れて新しい道を進むのか、どうなるかわかりません。せっかくならどう転んでも自分が楽しい道を選び続けていきたいですね。
みなさんも疲れたら時には休憩していいんですよ。自分の人生なんで誰も咎めませんし、咎める奴と無理に付き合う必要はありません。自分の信じる『推し』方をしていきましょう。