フルメモ

怪文書置き場です

4/30小泉ようが外部ライブにソロで出た時の雑感

 

導入

今回は久々にイベントレポートっぽいことを書きました。イベンター辞めたんですけどね。そのイベントというのが4/30に渋谷チェルシーホテルで開催された『平成最後のエモ歌ライブ』とかいうめっちゃ安直な名前のライブなんですが、これに弊推しであり過去に記事にも書いた小泉ようちゃんが所属しているユニットであるディア☆ではなく、ソロで出演するというのです。ソロで外部出演(ディアステージ主催のイベントなので身内感はありますが)するのはこれが初めてだそうで(アニディアのオープニングアクトはノーカンなのだろうか)、これは行くしかないとなり平成最後の日に渋谷のアングラなフィールドに足を踏み入れたgorendaHK。

今回は小泉よう(敬称略)とそれ以外の演者の感想で分けて書いています。小泉ようは三番手だったのですがこの記事の趣旨が推しメンを褒めちぎることなので最後に書いています。悪しからず。

 

推しメン以外の演者の雑感

初手は戸波のわさんという人。顔がわりと好み。昨年参加した松岡ななせ1stライブにもコーラスとキーボードで参加していたので覚えていました。歌初めて聴いたんですけどいい感じに上手いなぁと。開幕ダイアモンドクレバス/May'nを選曲するあたり「平成のエモ歌」のライブに来たのだなぁと実感できるスタート。その後2曲続けて昔バントしてた時のオリジナル曲を披露したのですが、結構強い曲だったので気に入りました。後終演後の特典会でオタク達がみんなひざまづいていたのが印象的でした。

二番手は愛野えりさん。このブログでもアイカツ!の歌唱担当の人として何度か出させていただいている名前。えりさんはオリジナル曲が好きなのですが今回は封印して輪舞-revolution等の一世を風靡したアニソン中心のセトリ。歌の上手さが折り紙つきなのと的確に自分の世代のアニソンを歌ってくるのでいい感じに高まれる楽しい時間でした。

三番手は後述するとして、四番手に星咲花那さん(以下おかな)。この人もアイカツ!が縁の人。見かけるのは去年のバースデーライブ以来なのですが、相変わらず説得力ある歌を歌う人だなぁという印象。キズナSparkling Worldは神。おかな自身が平成を代表する曲として創聖のアクエリオン/AKINOとプラネット・クレイドル/千菅春香を挙げていて、「(知名度が)両極端やな~w」とひとりで唸っていました。

五番手には寺島由芙さん。去年の聖なるディアステージぶりに見ました。これまでの演者とうってかわって歌う曲全てオリジナル曲という構成。平成最後というコンセプトなのにどこか往年の昭和テイストを感じて別の意味でエモくなりました。

トリに元妄想キャリブレーション桜野羽咲さん。推しメンには申し訳ないけれど、ここがこのイベント一番の多動ゾーンでした。歌えばそこに君がいるから/鈴木このみやWishful☆Garnet/黒崎真音など、多動になれてかつ歌詞もエモい選曲はナイスだしただのカバーに収まらないパフォーマンス力は本当に魅力的だなぁとクネクネ動きながら感じました。オリジナル曲もめっちゃ強かった。

小泉ようソロの雑感

ここからが本題。持ち時間のなかで彼女が披露したのは

1.ガーネット/奥華子

2.メテオライト/オリジナル

3.キスのひとつで/佐咲紗花

4.Sincerely/TRUE

5.春風 SHUN PU/豊崎愛生

の全5曲。本人が「自分がこれでなら戦えると思える曲」たちだそうで。何気に次に歌うおかなより1曲枠が多いのすごくない?とライブ終わってから感じました。1~2曲目の間。3~4、4~5曲目の間にふわっとした感じのMCが入ります。普段ディア☆のライブなどでははきはきとしゃべって回す感じのMCをする印象なので、緊張してるのかなぁというのがなんとなく感じられて微笑ましかったです(ここでめちゃくちゃ気持ち悪いオタクスマイルになっている)。

1曲目のガーネットは最初声がビフラートとかじゃない震えがなんとなく伝わってきたので、アウェー感からかやっぱり緊張が伝わってきたのですが、一番サビくらいからそこまで気にならなくなって『歌を聴かせるパフォーマンス』ができあがっていてばっちり箱全体を掴めていました。てか1曲目に全人類が知っているのではないか説があるくらいの平成の名曲ガーネットを掴みとして選曲するセンス、そしてそれを自分の歌として勝負に持ってくる心意気、本当に頭が下がる気持ち...そういうとこだぞ推しメン。

2曲目のオリジナル曲メテオライトは散々このブログでも紹介して僕のTwitterでも聴け聴けと壊れたテープレコーダーのように宣伝している曲なので説明は不要かと思いますが、一応過去の記事を引用しておきます。

 

gorendahk.hatenablog.com

 過去記事でも触れたのですが、メテオライトは本人の歌唱力表現力の成長に伴って「歌われる度に進化する」曲です。スーパーサイヤ人みたいな楽曲なんですよ。平成最後のメテオライトはその進化の到達点というか、平成最後という節目に相応しいレベルに仕上がっていたと思います。僕自身そこまで頻繁に聴いているわけではないのですが少なくとも最後に聴いたときよりさらに高音の安定感が増しているように感じましたし、常連のディアメンのみなさんも大体褒めてたので間違いないでしょう。メテオライトだけでチケ代回収できたといっても過言ではありません。

3曲目はメテオライトから間髪いれずキスのひとつで。今回のセトリで唯一アップテンポな曲で、メテオライトがミディアムバラードなこともあって急激なアゲに脳の処理が追い付かず変な声が出てしまいました。小泉ようはkemuの音が好きなので最近ちょくちょく店舗で歌っているイメージだったのですが、5曲のなかで唯一の「高まらせる枠」として選曲したのは正直意外でした。まあ僕自身大好きな曲なのでなんら問題はありません。まだ春ですが夏の終わりに伝えそびれた幾つもの言葉や想いはねえ不思議なものでキスのひとつで敵わない魔法にかかったみたいになってしまいましたね。

4曲目はSincerely。数日前の店舗イベで歌っていたので今回歌ったのはこれも意外でした。それだけ本人が気に入ってるのかもしれません。この曲もめちゃくちゃエモいミディアムバラードなわけですが、僕自身TRUEの曲を聴くと身体が自分の意志に反して動き出す奇病を患っているので高まり地蔵という矛盾した存在になり果てる始末となりまりた。TRUEと小泉ようの声はだいぶ違うのですが、小泉ようが歌うことで曲に違った色が着くのがとてもよく、SIncerelyもその感覚が心地よかったです。

締めは春風 SHUN PU。昔から結構な頻度で歌ってる曲なのでトリに持ってきたのかなというのと歌詞が小泉ようの在り方(過去記事参照)とよくマッチしているからという面からの選曲でしょうか。実際小泉ようの歌唱スタイルによく合った曲であるし、本家の豊崎愛生の声とはまた違った聴き方ができたので、とてもよい締めだなぁという気持ち。ギャルゲーのオーラスEDテーマを聴いている時みたいな心地よさがありました。

 

総括

最近の自分にしては珍しくイベント後の余韻を引きずっているので、この日の為にとても入念に準備をしてきたことへの労いも兼ねて今回ここで自分の感想をアウトプットする運びとなりました。まあまあダラダラ長く書きましたが、要約すると「やっぱり小泉ようだな~」という感情です。またこういった形等でソロでイベント出演することがあれば重い腰を上げて参加したいですね。

小泉ようはゴールデンウィーク中はディア☆のメンバーとしても秋葉原ディアステージのキャストとしても稼働が多いので、会いに行こうかなって思った人はどんどん会いに行きましょう。僕も小泉も喜びます。