2018年上半期を振り返るアニソン10選
フォロワーが上半期俺的10選曲みたいなことをやっていたので、どうせならこっちでコメント付きでやってみようと思い書きました。何度も書いていますが、僕には楽曲派的な知見が存在しないのでフィーリング的なやつを前面に出していきます。悪しからず。
今回選んだ対象は2018年1月~6月に"発売された"ものです。アニメタイアップ曲やキャラクターソング等がメインになります。
1.進化理論/BOYS AND MEN
タイアップ部門では個人的堂々一位かなと思う一曲です。最近のアニソンでは逆に珍しくなったアニメタイトルや擬音を多く用いた歌詞(ガガガ ガガガ ガオガイガーみたいな)(この曲の場合はガンガンズダンダン)、新幹線が変形するロボットが題材ということで疾走感が全面に出た曲調はすごく"アニソン"らしいと言えるでしょう。それでいて電子音多めの編曲が今風で、2018年アニソンのスタンダードはこの曲と言っても言い過ぎではないと思っています。毎週土曜朝はこの曲を聴かないと始まらない。みんなシンカリオン見ようぜ!
2.わたしのための物語 ~My Uncompleted Story~/fhana
2018年一月期に"色々と"話題になったメルヘン・メドヘンのopです。とりあえずアニメのことは置いておいて、曲自体は変化球で斜に構えがちなfhanaの曲のなかではアニメソングらしい王道さを感じる曲です。個人的にfhanaのタイアップ曲ではdivine intervention、tiny lampに次いで好きな曲だったりします。
この曲のアルバムバージョンはシングル版とは異なる特殊なイントロになっています。アルバム版が収録されているアルバム「World Atlas」も是非よろしくお願いします。
3.二重のキズナ/衛藤可奈美(cv.本渡楓)、十条姫和(cv.大西沙織)
刀使ノ巫女前期opシングル『Save you Save me』のカップリング曲で、同タイトルのスマホアプリのタイアップ曲です。とにかくブッチブチにブチ上がれる曲です。
この10選の記事に刀使ノ巫女楽曲をもっと選びたいなとも思ったのですが、それだとさすがにナンセンスなのでなかでもイチオシの二重のキズナを選びました。他に挙げるとするなら前期EDの心のメモリア、後期OPの進化系Colors等が個人的に刺さったかなと。
4.ファティマ/いとうかなこ
この記事を書く前に自分のitunesで該当曲をリストアップした際、再生数がダントツだったのはこの曲と前述した進化理論でした。毎年定期的に志倉千代丸楽曲にボコボコにされるのが通例の僕ですが、今回も例に漏れずという感じです。Steins;Gateシリーズ恒例の本編の内容を匂わせまくっている意味深な歌詞が好きです(ゲーム未プレイ)。
5.PRIMALove/ClariS
ClariSのkz楽曲との親和性を改めて感じさせてくれる曲だなぁと思ってたら上半期かなり聴いてたナンバーになっていました。いかにもkzの曲ってかんじが本当に心地よい。タイアップ先のBEATLESSは後期ED『Shapeless/東京パフォーマンスドール』もバリバリkzといった趣で好きなのですがリリースタイミング的に惜しくも10選入りならずとなりました。
6.Crosswalk/鈴木みのり
あまんちゅ!~あどばんす~のOPです。あまんちゅ!は前期のOPが坂本真綾だったので、いざ新シリーズで坂本真綾が担っていた大役を、ワルキューレでの実績があるとはいえソロデビューして間もない鈴木みのりがこなすことができるのだろうか?と素人目ながら感じていたのですが、全くの杞憂に終わりました。作詞坂本真綾、作曲北川勝利による楽曲の世界観を完全に自分のものにしてしまう鈴木みのりのポテンシャルの高さには本当に驚かされます。鈴木みのり自身2018年上半期で多くのアニソンを発表していますが、ARIAみが深い北川勝利作曲の曲である故の透明感がとても好きで、かつ鈴木みのりのすごさに一番驚かされたということでこの曲を選びました。
7.アザレア/nano.RIPE
ハナノイロ以来くらいに久々にnano.RIPEでぶっ刺さった曲というか、ハナノイロと同じかそれ以上にアニソン然とした楽曲だなという印象。普段はバンドサウンドがベースの曲が多いnano.RIPEですが、この曲ではストリングスががっつり取り入れられているのが特徴で、そういう点も最近のアニソンらしさが出ていて聴きやすい曲だと思います。
8.Even...if/山田タマル
ロボソン枠。リアルロボ枠。進化理論もまあロボソンなのですが、熱さのベクトルが違う。フルメタルパニック!は下川みくにさんのイメージが強い作品ですが、今回のⅣの世界観的によりシリアスかつ熱さがあるEven...ifはぴったりだと思います。
9.廻-Ro-tation/KOTOKO
ノンタイなのですが、KOTOKOの最新アルバムが全曲高瀬一矢プロデュースの原点回帰を謳うものということで、僕自身もオタク音楽人生における原点回帰をしてしまったわけです。このリード曲である廻-Ro-tationも高瀬一矢の楽曲らしいどこか安心感すら感じるトランス曲です。やっぱこれだよな~。
10.AIKATSU GENERATION/わか・ふうり・ゆな・れみ・りすこ・るかfrom STAR☆ANIS & せな・りえ・みき・みほ・ななせ・かな・るか from AIKATSU☆STARS!
最後に挙げるのはやはりこの曲しかないかなぁと。アイカツ武道館があったのも2018年上半期なんですよね...。この曲に関してはもう語るに語り尽くされたところがあるので書くことも特にありません。ていうか書くと泣いてしまう。
2018年上半期はアイカツフレンズ!楽曲が発売されたり以前個別に記事を書かせてもらったAIKATSU Scrapbook SPが発売されたりとAIKATSU GENERATION以外にも大きな動きがあったので本当に挙げる曲に悩みましたが、やはり武道館ライブと歌唱担当のみなさんへの感謝の意味も含め、AIKATSU GENERATIONを選びました。
まとめ
いや~、悩んだ。上半期の時点で10に絞れないくらい強い(良い)楽曲が多いんですもの。今回の記事では選曲になるべくタイアップ先のアニメの思い出補正等楽曲そのもののこと以外は触れなかったのですが、これはアニメの思い出補正が加わるとまた話が変わってくるので、ということです。楽曲のオタクである以前にアニメが好き、というのがありますので...。
下半期ですが、発売されていないけどアニメやPV等で公開されているもの中では下地紫野さんの『そんなの僕じゃない。』やはねバド!のop『ふたりの羽根』あたりは覇権の臭いがプンプンしますね。ヤマノススメ新シリーズのEDとかちおちゃんの通学路のEDとかも気になってます。
その他にも2018年下半期にはどんなアニソンに出会えるのか、今からワクワクしてきますね。